pivot のクルコンを新型シエンタに取付 その3 ブレーキハーネス配線(オートクルーズ)

2016/07/17

最大の難関。ブレーキハーネス配線

新型シエンタ HYBRID G ホワイトパールに乗っています。

新型シエンタにはクルコン(クルーズコントロール)をオプションでも付けることができません。 でも、どうしてもクルコンを付けたい!ということで、pivotのクルコン「pivot 3-drive・α」 を付けることに決めて、着々と準備を進めていました。

取り付けたのは、こちら。
・pivot 3-drive・α:3DA-C
・ハーネス:TH-11A
・ブレーキハーネス:未発売・・・待てませんでした(;´・ω・)

前回までで、車速信号とアクセルコネクタの配線は取れた(はず)なので、今回はその続きです。

ブレーキハーネスは更に大変・・・

次はブレーキハーネスから、電源とブレーキ信号の取り出し。
ブレーキハーネスのコネクタは、ブレーキペダルの上の方にあります。こちらのコネクタも外しづらいのですが、 アクセルのコネクタよりは若干外しやすい?でも、アクセルのコネクタより更に上の方にあって、 手は届くのですが、顔を近づけるスペースはないので、なかなかに体勢は辛いです。

辛い体勢と細かな作業(;´・ω・)

そして、一番の問題は、この抜いたコネクタのハーネスから、電源とブレーキのスイッチ信号を取り出すこと・・・。 このブレーキのコネクタは、長さに余裕が全くないので、これ以上(↑写真の状態)引き出せません。 この状態から、コネクタのすぐ上に巻いてあるビニールテープを一旦取り去って、一番左側の電源ハーネスと、 コネクタ一番右側の、ブレーキスイッチ信号のハーネスの皮を1センチくら剥いで、クルコン側のハーネスをつなぐ必要があります・・・ ブレーキのハーネスって、こんなに細いハーネスでつながっているだけなんですね・・・

恐る恐るブレーキ信号側を配線

正直、「そんなこと出来るのか?!」と思い、一瞬諦めようかと思ったのですが(;´・ω・) ここまで来て諦めるのも、だいぶ悲しい・・・。どうなるかわからないけど、とにかく挑戦してみよう!ということで、 まずはスイッチ信号と思わる右側のハーネス(※右側ってどっち?!)に、ワイヤーストリッパーで切り込みを入れ、あとは普通のカッターで、 慎重に慎重にハーネスを傷つけないように、1センチほど皮を剥いでいきました。
皮を剥いだら、クルコン側の灰色のハーネスを、カットギボシでなんとかつないで、ビニールテープで絶縁! ショートさせないように気を遣いながら。辛い体制であがきながらも、時間にすると10分くらいでしょうか、 なんとか1本目ができました。

※右側ってどっち?!コネクタ図の味方

付属していた「配線一覧表」に、ブレーキスイッチコネクタの図が、「参照1」という図で一番下に載っています。 これを見て、右側がスイッチ信号、左側が電源。となっているのですが、ふと作業しているときに、 例えばスイッチ信号は、配線側から見て右側なのか、それともコネクタの穴が見えている方から見て右側なのか、 少し迷いました。その時は、この図の感じから、「コネクタの穴を見て右側」だよね?と思って配線してしまいました。 しかし・・・後でテストすると、逆でした。エンジンスイッチを入れてもクルコンの電源が入らず、 ブレーキを踏むと電源が入る状態に(-_-;)

このコネクタの図は、ハーネス側から見るのが常識のようで。 で、この「配線一覧表」のブレーキスイッチコネクタが載っている裏のページを見てみると、 そちらのページには、1つずつちゃんと、どちらから見たら良いかの立体図が付いている・・・(-_-;) その立体図、裏面にも付けといてください(;´・ω・) 皆さま作業されることがあったら、お気を付けください。

同じように電源側も配線

続いて電源側も同じ要領で、クルコン側の赤いハーネスをカットギボシで取り付けてビニールテープで絶縁。 どうなることかと思いましたが、なんとか車体側から電源と信号を取る準備が完了しました!

しかし・・・この作業はだいぶ失敗する危険が伴うので、お勧めできません(-_-;) 8月には、pivotからブレーキハーネスの専用ケーブルが出るはずなので、それを使えば、 外しづらいコネクタを外す必要はあるものの、外せてしまえば後は間にコネクタを差し込むだけなので危険度もなく楽ちんですね。
ぜひ、8月の専用ブレーキハーネス発売まで待たれることをお勧めします(;^ω^)

次回は取り付け完了?!


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