新型リーフ 2017年10月の販売台数 ピュアEV異例の3千台超え!

2017/11/20

初代リーフはそれほど売れてなかったけど

初代日産リーフが2010年12月に販売開始されてから、世界での販売台数が累計20万台くらいと言われています。 日本ではどのくらい売れていたのでしょうか。さすがに7年間も大きなモデルチェンジをせずにきているので、 普段生活している中でも、リーフは結構見かけます。

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会のページ でリーフの日本でのこれまでの販売台数を推測してみようと思います。 といっても、普通自動車上位30までしか掲載されないので、今確認できる2013年からの表でリーフが載っていたのは、 合計3回。

2016年1月:2,503台 前年比250.6%UP
(ここから推測すると、前年同月は1,000台くらい)

2016年2月:2,819台 174.9%UP
(ここから推測すると、前年同月は1,600台くらい)

2017年10月:3,629台(新型リーフ) 707.4%UP
(ここから推測すると、前年同月は500台くらい(・□・;))


今見れるデータからこんな感じだということは、だいたい月1,000台〜2,000台くらいの販売台数で推移してきたと思われます。 単純計算してしまうと、7年間販売して、月1,500台売れていたとして、
1,500台 × 7年(84ヶ月)= 126,000台くらい

完全なEVという、インフラもあまり整備されていない状態での、全く新しい分野への挑戦なので、 仕方がないとは思いますが、各メーカーの主力戦力として考えると、ちょっと少ない販売台数ですね・・・(^_^;)


発売月に3千台の販売は多い?少ない?

新型リーフは、航続距離も500キロを超え、かなり話題になっている中での発売で、初月の販売台数が 3,6229台。 普通、話題になって発売された車は、1万台前後販売される感じでしょうか。3千台は少なく感じますが、 動力が電気のみということで、家で充電できない人は、なかなかピュアEVを買おうとは思いづらい中での3千台は、 かなり多いのではないかと思ってしまいます。

加えて日産は、2017年9月と10月に不祥事を起こして問題になっていて、新車販売台数が半減していると伝えられています。 このリーフの3千台の販売台数に、不祥事が影響していたのかどうかは、今後の販売台数の推移を見てみないとわかりませんが、 もしかすると、今後もっと販売数が増えていく可能性もあります。


リーフのおかげでEVインフラが急速に整備されていくことを期待します!

新型のプリウスPHVが発売された時は、これでPHVが爆発的に売れたら、EVインフラの整備が進むかな? と期待していたのですが、爆発的に売れるということでもなかったようで(^_^;)
プリウスPHVはとてもかっこいいですが、ガソリンでも走れますしね・・・。

もし、新型リーフが例えば月5千台くらい販売されるようなことになれば、今のEVインフラはすぐにパンクしそうです。 一番心配なのが、高速道路での給電ですね。充電できる場所の数が数台しかないのに、EVがたくさん待っているなんて事態になったら、 給電に1台30分はかかってしまうので、恐ろしく待つことになってしまいます(−_−;)

それでも、必要に迫られれば、きっと充電器が増えていきますよね!もしそうなったら、 EVという新しいクルマの選択肢が増えて、また次の新しい時代がやって来そうです(^-^)
リーフ、頑張ってください!╰(*´︶`*)╯