新型シエンタ EVモードは意外と使えます

2018/06/06(0) 271

目次

EVモードは意味ないという先入観
EVモードのボタンは押しにくいけど・・・
少しだけど思っていたより自由にバッテリーを使えた!

EVモードは意味ないという先入観

新型シエンタ HYBRID G ホワイトパールに乗っています。

2年前、新型シエンタ ハイブリッドを、延々と納車待ちしていたとき、トヨタのハイブリッド車の走り方の記事を読みあさっていました。
けっこうEVモードに対して、否定的な記事が多かったように思います。


EVモードにしても、すぐに解除されてしまう

EVモードにしてから強制解除されると、EV走行に戻りづらい

EVモードにしてから強制解除されると、車が停止していても、エンジンがなかなか止まってくれない

などなど・・・


ハイブリッド車、超初心者だったわたしは、これらの話をなるほどと思って、この2年間、 EVモードを使うことは、ほぼありませんでした。

でも、2年経って、シエンタのハイブリッド走行の仕方について、自分的にはやり尽くした感があります(^_^;)
もっと自由にバッテリーを使わせてくれたらいいのに・・・ そう思うことがよくありました。


EVモードのボタンは押しにくいけど・・・

そんなとき、ふと「EVモード」を思い出しました。
↓シエンタのEVモードのボタンは、運転席から見えません(・_・;


上の写真では100%見えていませんが、ワイパーのレバーの後ろに、EVボタンがあります。
押させる気がないのでしょうか?

↓少し腰を上げて、EVボタンを見ようとしてみると、ワイパーレバーの後ろに、わずかながらEVボタンが顔を出しました(^_^;)


完全に忘れ去られていたEVボタンですが、シエンタのEV走行への移行タイミングなどを、 ほぼ完璧に把握(?)している今、悪名高きEVボタンを検証してみる価値が出てきました!(^-^)


まずそもそも、EVボタンは押せるのでしょうか?(~_~;)
座ったままでも、少し前傾姿勢になれば、ボタンは押せました。ダッシュボードにあるんだから、そりゃそうですね。


ほぼ見えないEVボタン。
でも、なれてくると、目視できなくても、からだでボタンの位置を覚えて、手の感覚も合わせれば、 意外と押せます!
(そこまでする価値があるのかは別問題(^_^;))


準備は整いました。
EVボタンを押しまくって、どのくらい使えるのか、または使えないのかを確認してみます。


少しだけど思っていたより自由にバッテリーを使えた!

まず、EVボタンを押して、EVモードにしてから、EVモードが強制解除されたあと、 EV走行状態に復帰しにくいのかどうかを、何度も試してみました。

これに関して、わたしとしては、EV走行状態に復帰しにくくなるようには、全く感じませんでした。

EV走行に復帰しにくくなることがないのであれば、EVボタンを押しまくっても、何も弊害がないということになります!( ̄▽ ̄)
これは嬉しい!


我ながらそもそも、EVモードの定義がよくわかっていません。
低速走行で、エンジンをかけたくないときに、EVモードを使うというイメージでしたが、 バッテリーが残り少なければEVモードにはなれないだろうし、バッテリーが残っていれば、勝手にEV走行になるだろうし・・・(^_^;)


で、こちらもいろいろと、EVボタンを押しまくって試してみました。
結果、通常の状態よりも、EVモードでの走行の方が、明らかにEV走行状態を維持しようと、 ねばってくれることがわかりました!(^-^)

↓この証拠写真を、わたしが運転中に、奥さんに協力してもらって撮りました。

左側のタコメーター(ハイブリッドシステムインジケーターというらしい)をご覧ください!
EV走行状態のまま、通常の走行モードではありえない位置まで、モーターの出力が上がっているのがわかります(・□・;)


↓通常のモードで走行しているときは、左側のタコメーター(ハイブリッドシステムインジケーター)が、 この写真の赤い矢印の位置まで達すると、エンジン走行に切り替わってしまいます。



↓それが、EVボタンを押して、EVモードに入れている状態だと、なんとこの赤い矢印の位置まで、 モーター走行のままねばってくれることが確認できました!


もちろん、バッテリーの残量が、3〜4メモリは残っている必要があるとか、 アクセルはジワーっと踏まなければ、EVモードが解除されてしまうとかいう条件はあります。

あと、60キロ以上のスピードになると、どんな条件でも、強制的にEVモードが解除されてしまうようです。

それでも、シエンタの新たな走行パターンを発見できました!


EVモードの有効な利用方法としては、スピードの出ない長い下り坂が続いて、バッテリーは満タンの満タンなのに、 少し平坦な道になったときにエンジンがかかってしまう。
そんなとき、EVボタンを押すと、シエンタがピュアEVになった?! と思えるような走行ができると思います(^-^)

旅行に行ったときくらいしか、なかなかそんな状況には遭遇しませんが、普段の市街地走行でも、 気軽にEVボタンを押して、「ピピッ」とEV走行が強制解除されるのを楽しんだりしています。


シエンタの走りに、何か違いが欲しくなったとき、EVボタン、おすすめです( ̄▽ ̄)