試乗 セレナe-POWER 確かにEVの加速！だけど低速でエンジン音がちょっときになる

目次

・イカつすぎずにカッコいい
・ダッシュボードのステッチに感動
・どうしても付けたくなるアラウンドビューモニタ
・走りは確かにEVだけど、エンジン音はキニナル
・そして、やはりお値段はお高い

イカつすぎずにカッコいい

前回、EVの唯一の？スライドドアがある車、e-NV200 に試乗させてもらいました。
やっぱり、商用車感が強く、ちょっと家族には不評でした(^_^;)

それで今回は、本当のEVではないですが、エンジン付きEV。
外部からの充電はできないけど、走行自体は電気モーターで走るという、セレナ e-POWER に試乗させてもらいました！


今回試乗させて頂いたのは、
セレナe-POWER　最上級グレードの　ハイウェイスターV。

やっぱり外観は、さすがに e-NV200 とは違って、見た目にこだわっていますね。
個人的には、e-POWER にだけ付く、このフロントグリルの青いラインがとてもかっこよく見えます。 e-POWER であるというのが、ちょっと誇らしげですね(^_^)


後ろから見た感じも、エアロが付いているというのもあってか、とてもカッコいいです。
ミニバンは、特に後ろ姿が、どうしてもボテッとしてしまいがちですが、なかなかシャープにまとまっていてステキです。

ダッシュボードのステッチに感動

ハイウェイスターV は、最上級グレードだけあって、内装もかなりこだわっていますね。

ナビからシフトレバーまでの、このシステマチックなまとまり感が、とてもカッコいい。
スイッチ類も、機能的にまとまって配置されている感じで、とても操作しやすかったです。

ハンドルはもちろん革張り。白いステッチが入っています。日産のハンドルはみんな細めに感じます。
わたしが普段乗っているトヨタ シエンタハイブリッドも革張りのハンドルですが、シエンタのハンドルの方が、 太めで握りやすく、個人的にはトヨタ系のハンドルの方が好みでした。

あと、最近はステアリングヒーターが付いている車が増えてきましたね。
特にハイブリッド車は、真冬はなかなか車内が温まらないので、ステアリングヒーターを渇望しています(^_^;)
わたしは、手が特に寒いので、真冬には薄い手袋をして運転しています(･･;)
ステアリングヒーター、いいなぁ！！

ダッシュボードまわりは、革調になっていて、随所に白いステッチも入っていて、とても高級感が感じられます。
ダッシュボードなどが革調になっているか、プラスチックそのままかは、機能には何も関係ないと思いますが、やっぱり革調でステッチがあると、 かなり気分がアガりますねー(￣ー￣)
ステッチ入っているだけで、ちょっとこの車欲しいと思ってしまいます(^_^;)

ただ、ドアのスイッチパネル辺りまでは、ちょっと手がまわっていないようで、こちらは合皮とステッチはありませんでした。
やっぱりコストの問題ですよねー(^_^;)

どうしても付けたくなるアラウンドビューモニタ

最近では、このアラウンドビューモニタが設定できる車が増えてきました。
次に車を買うとき、わたしなら絶対に付けたいオプションです。

車を大切にすればするほど、バンパーにちょっとでもキズを付けたくありません(^_^;)
もし、バンパーを凹まそうものなら、自分の気持ちの方が凹みます(~_~;)
そんな車好きには、たまりません、これ。

わたしは、バックするときや、駐車するとき、死角に何かないかなど、常にビビりながら運転しています。 それが、このアラウンドビューモニタがあれば、１００％とは言えなくても、実際に画面上で周囲にあるものが確認できる！
とてもとてもうらやましい装備です(@￣ρ￣@)

走りは確かにEVだけど、エンジン音はキニナル

実際に走り出してみると、走行フィーリングは、完全にEV。
そりゃそうですよね、動力は完全に電気モーターのみなんですから。エンジンは発電しているだけです。
発進も、急な上り坂も、強力なトルクでグイグイと押し出すように走ってくれます。これは気持ちがいいです。
すぐにスピードが乗ってしまうので、スピード出過ぎないように気をつけないと(^_^;)


そんな、いいとこだらけに思える、セレナ e-POWER ハイウェイスターV ですが、やはりイマイチなところも・・・。

e-POWERは、いわゆるバッテリーが極小のEVみたいなもの。バッテリーの容量は１.８kWhと、ピュアEVであるリーフの数十分の１。
例えば走り出すとき、バッテリーがたくさんあれば、音もなく走り出すのですが、バッテリー残量が少ないと・・・
意外と豪快なエンジンの音が(･_･;

静粛性に気を使っているセレナ e-POWER という触れ込みを聞いていたので、エンジンがかかっても、 ほとんど音なんて聞こえないのでは？ と思っていたからなのでしょうか。
なかなかなエンジンの音に、ちょっとびっくり(^_^;)

ただ、スピードが少し上がってくれば、エンジン音は気にならなくなっていきました。
e-POWER の運転になれてくれば、低速時にはバッテリーがしっかりある状態にして、エンジンの音を気にならないようにすることはできるのかもしれません。
そう言えば、自分のシエンタハイブリッドでも、止まっている時にエンジンがかかっている状態を避けるために、 事前にバッテリー残量を増やす努力をしてました(^_^)

そして、やはりお値段はお高い

そして気になるお値段ですが、カッコよさを求めた セレナ e-POWER ハイウェイスターV

3,404,160円なり


そこに、ナビも付けて、セーフティーパックBも付けて、見た目もちょっと好みにして・・・
などとやっていると、普通に４００万円を超えました(◎_◎;)

そうですよね、やっぱり、いいものはお高いですよね・・・(^_^;)
スライドドアで、e-POWER という面白い機構で、とても魅力的なんですが、 うーん。


ちなみに、奥さんの反応は上々。広いしキレイだし、言うことなしの模様。
お値段以外は・・・(･_･;


もう少しエンジンの音を押さえ込んでくれていたら、ホントに気持ちが揺らいでいたかもしれません。
カッコよくて、室内が広くて、モーターも力強い、いい車でした！(^-^)