新型シエンタ ハイブリッドの起動も意外と電気を使う

2017/03/23

ハイブリッドのバッテリー上がりについて

新型シエンタ HYBRID G ホワイトパールに乗っています。
今回は、ちょっとシエンタハイブリッドの起動についてレポートしたいです。

何度かバッテリー上がりを起こしてまして(^ ^;) そのときに、シエンタハイブリッドがどのように起動しているのかを、いろいろ確認しました。
気づいた点をすこし挙げてみます。

■ハイブリッドでも、普通の車のように、バッテリーが上がれば起動できない(当たり前か(^ ^;))
確かに当たり前なのですが、バッテリーが上がってしまったときに思うのが、なんで走行用のバッテリーにはたんまりと電力があるのに、 動くことができないんだー!!ってこと(- -;) 起動用のバッテリーが上がってしまったら、緊急用に少し電気をおすそ分けできる機能があったら、 ものすごい画期的なのにな・・・と思います。


■ハイブリッドなので、普通の車のように、バッテリーでセルモーターを回す必要はない
セルモーターをまわす役割は、走行用の大きいバッテリーの方が担当してくれているようです。なので、セルを回せなくても、 起動さえできればOK!ということは、ちょっとでも電力があれば大丈夫?・・・でもないようで(^ ^;)


■起動にセルモーターを回す必要はないが、車が起動状態になるために、それなりの電力が必要
 今まで、何度か微妙なバッテリー上がりを起こしてわかったことですが、
 ○スマートキーでドアのアンロックはできる。
 ○電動スライドドアが開けらる。
 こんな状態でも、起動できないんです・・・(- -;)そこまでできるのに、起動してくれないんですね。


■ジャンプスターターを使えば、割と楽に起動できる
 起動にけっこう電力が必要なのかと思いきや、ジャンプスターターを使うと、割とすんなり起動します。 ほんとに、一瞬、しっかりとした電圧、電流が必要だということなのだと思います。起動さえしてしまえば、 あとは走行用の巨大なバッテリーが起動状態を維持してくれます!

↓ちょっと起動時の動画を撮っていたので載せておきます。

12Vバッテリーの重要性・・・高(^ ^;)

こんな感じで、トヨタのしっかりしたハイブリッド車(起動時にセルモーターを回す必要のない車)でも、旧来のセルモーターを回すために付いていたようなバッテリーが、 意外と重要だったことがわかりました。この辺り、いつかもっとスマートになるんでしょうか。なんだか素人目には、古い遺産をそのまま引き継いでしまっているように見えて、 ちょっとかっこわるく思えてしまいます(^ ^;)

そういえば、以前 BMW の EVである i3 に乗っていたときに、BMWのディーラーの人が言っていましたが、ピュアEVのi3でも、走行用のバッテリーに電力が充分にあっても、 通常のバッテリーが上がって、バッテリー上がりになって動けなくなる・・・と言っていました。ピュアEVでもそうなの?!今の車は、基本的にそういう仕組みなんですね。

走行用のバッテリーは、巨大なだけに、しっかり環境を整えてからでないと危険だというところもあるのでしょうか。
割と簡単に起こりえる「バッテリー上がり」で動けなくなる。という状態に、車メーカーももう少し真剣に考えてほしいものです・・・。
セキュリティー装置などは常にバッテリーから電力を食いますし、車を置いているだけでも電力を使ってしまうのが普通になってきているというのに。

もしかして、新型プリウスPHVも同じようなバッテリー上がりがあるのでしょうか・・・。太陽光パネルが付いているのに、バッテリー上がりで動けない?!なんてことがあるんでしょうか。 そこ、今度ディーラーの人に確認してみよう。かなりあり得ると思います。それって、すごくかっこわるいですね(^ ^;)

バッテリー上がりについての、画期的な仕組みカイゼンを望みます!!