pivot のクルコンを新型シエンタに取付 その4 取り付け完了

2016/07/17

取り付け完了まで長い道のりでした

新型シエンタ HYBRID G ホワイトパールに乗っています。

新型シエンタにはクルコン(クルーズコントロール)をオプションでも付けることができません。 でも、どうしてもクルコンを付けたい!ということで、pivotのクルコン「pivot 3-drive・α」 を付けることに決めて、着々と準備を進めていました。

取り付けたのは、こちら。
・pivot 3-drive・α:3DA-C
・ハーネス:TH-11A
・ブレーキハーネス:未発売・・・待てませんでした(;´・ω・)

前回までで、車速信号とアクセルコネクタと、ブレーキ信号と、電源の配線は取れた(はず)なので、 今回はその続き(取り付け最終回!)です。

クルコン本体を見えないところに取り付け

まずは、どの位置にクルコンの本体を取り付けるか。クルコン本体の大きさは、 丁度タバコの箱と同じくらいです。重さもそれほどないので、見えないところで、 配線がしやすい場所であればどこでもいいという感じです。
私は、下の写真のように、運転席側の足元の少し左側の鉄の部分に、 付属していたタイラップ(結束バンド)1本で取り付けました。
この位置なら、カーナビの部分から来る車速信号からのハーネスと、 アクセルペダル、ブレーキペダルの方から来るそれぞれの信号のハーネスがまとめやすかったです。

あとは、ビニールテープで長いハーネスをまとめて、同じところに留めました。 美しくはないですが、この後足元の内装を付けるので、全く見えなくなるので問題なし!
このクルコン本体に、既に配線が済んでいるそれぞれのコネクタをつなげて、 余ったハーネスはビニールテープでまとめて、ハーネスは一旦完成!

コントローラの取り付け場所は?

あとは、クルコンのコントローラをどこに付けるかです。 ハンドルのそばかいいか、シフトノブの下の方はどうかとか、いろいろ迷ったのですが、 結局はオーソドックスな下の写真の位置にしました。 この位置だと、配線の穴を開ける必要もなく、写真のように配線をハンドルの根本の方に持っていくと、 そのまま内装の中に引き込めます。

配線全て完了!!あれ・・・動かない(-_-;)

これで全ての配線と取り付けが終わり!!
これでエンジンのスイッチを押すと、クルコンのコントローラに「nor」の文字が出るはず!
クルコンの初期設定をするために、ブレーキを踏まずに2度エンジンスイッチを押しましたが・・・ クルコンのコントローラに反応なし(-_-;) 真っ暗です。

原因はなんだ?!いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。 電源は、ブレーキハーネスのところから取っているから、そこの取り出しが違う? カットギボシを使ってしっかり配線したはずだけど、あのやり方がダメ? クルコンのコントローラが壊れてる? もしかして、クルマ壊した? そもそも、私ごときがこんなことしてはいけなかった?!(´;ω;`)・・・などなど。

動かないのは誰のせい?

まさか、クルマ動かなくなってないよね・・・。 以前、pivotさんにメールで問い合わせたときに、「配線がおかしい場合は、クルコンが動作しないだけ」 というお話を聞いていました。なので、「じゃあ、せめてクルマは動くよね?!」 と思って、ブレーキを踏んでエンジンを掛けようとしてみると・・・ あら不思議、クルコンのコントローラに、「nor」の文字が浮かび上がりました・・・

・・・なに?またしても頭の中にいろいろ駆け巡りました。そして、ハッと気づきました。 ブレーキ信号と、電源の配線が逆なのではと・・・。 そう、コネクタの図の見方が逆だったのです。コネクタの図は、ハーネスがある側から見るのが常識なようで。 穴の開いている側から見て左右を判断していたので、逆に配線していたのでした。 非常識ですみません(-_-;)

配線ちょっと直して動きました!

また、あのめんどくさいブレーキコネクタのところをやり直すの?!と一瞬思ったのですが、 そういえば、クルコン側のハーネスは、充分すぎるほどに長い。なので、クルコン側のハーネスの、 「ブレーキ信号」と「電源」を一度切って、逆にしてつなぎ直せば万事解決!!(o^―^o)

実際、つなぎ直してみて、ブレーキを踏まずにエンジンスタートスイッチを2回押してみると・・・ つきました(´;ω;`) 「nor」の文字が!!
長い道のりでしたが、やっと正常に動いている雰囲気が出てきました。 そのまま、付属の説明書に従って、初期設定を行っていきましたが、 説明書通りにクルコンのコントローラにいろいろな文字が浮かび上がります。感動です。 全ての初期設定が説明書通りにいきました!

クルーズコントロールもしっかり動作!

実際にテスト走行してみましたが、しっかりとクルーズコントロールが動作しました!! 取りあえず一般道で試したので、忙しないテストになってしまいましたが、 高速道路だときっと快適になるはずです。シエンタでの遠出が楽しみです!(o^―^o)

クルーズコントロールの設定速度は表示されない仕様

ひとつだけ気になることが。 40キロ以上の速度のときに、クルコンでコントローラの真ん中のボタンを押して、 クルーズコントロールのセットをします。そのとき、当然クルコンのコントローラに、 そのときセットした速度が出るものだと思っていたのですが、その表示がない・・・ 設定の問題なのかな?と思って、ちょっとググってみたのですが、 やはりクルーズコントロールを設定した速度は表示されないようです。
うーん・・・表示されてほしいですね。車速信号から速度が取れないことはないと思うのですが、 内部で複雑な処理でもあるのでしょうか。コントローラに表示されないので、 そのときクルコンで何キロにクルーズコントロールが設定されているかは、クルマ側のスピードメータから推測するしかありません。 慣れてしまえばそれほど問題に感じないのかも知れないのですが、ちょっと気になった点でした。

とは言え、しっかりとクルーズコントロールが効いてくれます! また、高速道路を走ってみたらレポートしてみようと思います(o^―^o)


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